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「身体に悪いことはいつだって好きだけど それだけじゃ死んじゃうよ。そんなの私が可哀想。フェアにいこうよ フェアに」
ころん
「何かを認めるために何かを否定して 誰かを否定するために誰かを認めて 本末転倒って言葉知ってる?」
角の削れた四角形
愛の残骸を掻き集めたところでそれはパズルでは無いのだから 完成なんてしないよ。
何処もかしこも悲しいほどに健全で 幸福で あたたかい香りがしていた。言葉に表してしまうのを躊躇ってしまうほどに 正しい形をしていた。
強く強く願えば なんだって叶うと思ってたよ。
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「ああ 死んでしまいたいわ。
生きるとは 途方も無く恐ろしいことですもの」
君の成長、そして進化論
"人類は少しずつ進化してきたよ。そしてきっと、それは遠い昔の話だけではないと思うの"
楽園なんてもういらない
明け透けな体温に感情を乗せて せぇの で渡ってしまえたら良かった どうしてか聞こえたの 踏切のおと
梅雨に通夜
通り雨のように きっと一瞬でやんでしまう涙でも 今止めてほしいと思った 今止められるのは ただ一人だと知っていた だけど 縋り付くには二本ばかしの腕じゃ頼りなくて 寒くて縺れた舌は 言葉を器用に封鎖して 震えた
お前の愛は 酷く小さいね
夏、終焉
いつか父と母の眠る墓を掃除するのだと思うと駆け出したくなる 私の半分はおとうさん 残りの半分はおかあさん スイートポテトは芋が無くなったら作れないんだよ ね
種
自ら育てた闇に食われ人は死ぬ。
上を知れば人は欲しがる。
際限の無い欲望は何処から湧き出るのか。
それは死ぬまで続くのか。
夏
青臭い空の下で目を覚ます理由ばかり探してる
またしても、夏
こんな世界さっさと終わらせちまおうぜ!
夏
奢りとかいらないそんなにお金困ってない最近綺麗になったねっていつの私と比べてんの 愛は地球を救うって地球もたまったもんじゃないね他人と他人で育まれる愛で私が救われるわけないのに aからcまでに比喩った愛情なんかコウノトリがどっか運んでったよ”とっても軽かったぁ”って笑ってた 生き辛いねって死んだ事ない癖にばっかみたい 嘘ばっか吐いた口にガム詰め込んで余計な事言わないようにしたのになんか言えよって殴って蹴って 心が傷つくのが怖かったんです正当防衛過剰防衛殺意はありませんって両手上げて降参高3 全部夏のせいにしたあといつもの癖で吸って気管に入ったシャボン玉まさかこんなことになるなんてってシャボン玉泣いて割れた 社会に出たら言い訳出来ないって今まで言い訳させてくれたことない癖によく言うよってどうせ笑う癖に 癖に
純文学
わたし 水槽より海で泳ぎたい
愛よりもっと恋したい